嵐山 祐斎亭 丸い窓からの紅葉は大宇宙だった

京都さんぽ
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一般公開してまだ間もないという祐斎亭にお邪魔しました。今年は数年ぶりの紅葉の終わりの早さで、紅葉の定番スポットをことごとく取り止め、繰り上げ当選のような形でこちらを選んだのですが、予想外の感動が待っていました。

まずは抹茶と和菓子でほっこりと

嵐山 祐斎亭 抹茶と和菓子
入館料は税込み2,000円とちょっとお高めですが、この抹茶セットが付いているので納得のお値段と私は思います。嵐山を借景とした庭園を眺めながらの一服は、何とも贅沢なひと時でした。

瑠璃光院ばりの黒テーブル

嵐山 祐斎亭 黒テーブル
絶対に瑠璃光院をオマージュしているでしょ?と思わずはいられない黒テーブルから写真を撮りまくりました。

トイレも豪華絢爛

嵐山 祐斎亭 トイレ
嵐山 祐斎亭 トイレ2
2つあるトイレも写真映えまくりの豪華な設えでした。こんなに豪華じゃ逆に落ち着かないかも・笑。

トイレに水琴窟が

嵐山 祐斎亭 水琴窟
最初、長い筒に水を入れてしまった残念な私。こっちは耳を傾けるほうだった。。改めてトライして耳を澄ましたら、風雅な音が流れ、癒されました。

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嵐山の円型窓から広がる紅葉はまさに大宇宙

抹茶をいただいた部屋から祐斎亭のメインである4つの円型窓がある部屋へ。

源光庵の丸い「悟り窓」は大宇宙を表現していますが、こちらの丸い窓も負けず劣らず大宇宙に思えます

嵐山 祐斎亭 丸い円型窓



単体での風情は源光庵の円型が本家?ならではの貫録がある一方で、祐斎亭は4つの円型窓の合わせ技で1本のような趣き。

ハート窓?

4つの円型窓のある部屋において、スタッフさんが一押ししているハート窓の撮影を試みましたが、難易度が高くご覧の有りさま。

嵐山 祐斎亭 ハート窓

う~ん、残念。皆さんも訪問したらぜひトライしてみてください。

見学時間について


私達が訪問した時はまだ30分の時間制限がなく、所要時間45分もあれば余裕で見学できると思って予定を立てていましたが、実際のところ全然足りませんでした(結局1時間ちょっといた)。

本当はこちらの施設の所有者である、染色作家の奥田祐斎さんのお話を聞いたり、工房を見学したりしたかったものの、次の予定があったので泣く泣く諦めることに。

鬼のように写真を撮りまくっていた私達は例外で、普通の方はもっと短い滞在時間になるかもしれませんが、抹茶タイム込みでの30分は少し悩ましいかも

道順


渡月橋から桂川に沿ってずっと歩いていけば案内板があるため、まず迷わないと思います。道の途中には若者や外国人観光客に人気爆裂中のアラビカ京都 嵐山があります。常に大行列ということですが、平日朝10:00では皆無でした。1番人気のカフェラテとともに。

アラビカ 嵐山

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終わりに

相方の大のお気に入りである源光庵が、この年庫裏改修工事で拝観ができなくなり途方に暮れていましたが、祐斎亭で見事に気持ちをリカバリーしてくれました。感謝しかありません。

何年かに一度という落葉前倒しの不運もこちらで全部チャラにしてもらった気分です。

紅葉の時期だけでなく、新緑や雪景色の季節にも来てみたい、そう思わせてくれる楽しみでしかない施設でした。

いずれ口コミで人気が広がり、混み混みになってしまうと思いますので、早いうちの訪問を強くおすすめします。

嵐山 祐斎亭
京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町6
HP:https://yusai.kyoto/

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