豆腐の名産地、京都の中でも最高峰に位置する嵯峨豆腐森嘉。湯豆腐に森嘉を使うのがステータスと言われるほど、その地位を確立されています。
豆腐自体が高級だけあって、湯豆腐ランチの価格も当然ながら上がり、さらにどの飲食店もコース仕立てになっているため、ランチでもなかなかのお値段となっています。
朝食バイキングをたっぷり食べてしまう私達にとって、ランチは軽めに済ませたいので、手軽にサクッと森嘉の豆腐を食べられるお店ないかしらと探していました。
最悪、豆腐だけ買って桂川沿いで食べたろかい、そんで一緒にアラビカ京都嵐山でカフェラテもテイクアウトするのありだな、そんなわんぱくプランも本気で考えましたが、調べたら条件にぴったりなお店が見つかったので、速攻でホットペッパー予約しました。
それが「京都 嵯峨一休」さん。湯豆腐を単品で頼める、どストライクなお店です。
嵯峨一休のメニュー
公式サイトとは微妙に値段が違っているものもありましたので、
ちょっと注意が必要かも。
平日13時、女将さんであろう女性がとてもフレンドリーに迎えてくれます。
私達が訪問した時は誰もいない貸切状態で、
「昨日までは混雑して大変だったんよ~。」
「うちは森嘉の豆腐使っているから豆腐美味しいよ。」
なんて気さくに話してくれます。
ホットペッパーのドリンククーポンを出したものの、「よくわからへん。」と言われましたが、もうそんなのどうでもいいやと思えるほど不思議な魅力を持つ女将さんでした。
湯葉刺身 800円
今回の京都旅はハード系の湯葉が続いていましたが、今回初のソフト系にご対面。馴染みの味でなんか落ち着く。
湯豆腐1人前 800円
この桶は水が張っていて、卓上コンロにて温めます。まずは1個を冷奴で食べ、その後湯豆腐にしました。
おおおっ、噂には聞いていましたが、木綿豆腐なのにまんま絹ごしのなめらかさで、そんで木綿独特の食感も残っている。まさに奇跡のような豆腐。
これなら2人前でもペロリといけたな。夜もガッツリ食べるので自制しましたが、その実力を嫌というほど知らされることになりました。
揚げ出しあんかけそば 1,000円
こちらの特製メニュー。これも狙いでした。温かいあんかけがたっぷりで、薬味のおろし生姜を混ぜていただくと身体の芯から温まります。晩秋で冷えた2人にはたまりませんなあ。
あんかけが最後まで続きましたから、イメージとしてはあんかけ焼きそばに近いかも。もちろん揚げ出し豆腐は森嘉のものですよ。
森嘉のひろうすを使ったのが店名を拝した「一休そば/うどん」となっていたので、もしかしたらあちらが一番の名物かもしれませんが、私達は揚げ出しで正解と断言できるほど十二分に満足できました。
私達が入店してすぐあとに男女4名のお客さんが入店し、こちらのイチオシっぽい湯葉しゃぶ湯豆腐会席の「松(3,800円)」を頼まれていました。
私達も朝夜関係ないなら、湯葉しゃぶ湯豆腐会席を頼んでいたところです。松と竹(3,300円)の違いが、松の前菜が八寸に対し、竹が胡麻豆腐になるだけなので、胡麻豆腐好きの私達は竹が魅力的に思えましたね。
まとめ
森嘉の豆腐を使った湯豆腐ランチとしては、多分最安値ではないでしょうか。もっとお手軽なところがあれば教えてほしいです。
リーズナブルなメニューから本格会席コースまで、とても使い勝手のよい嵯峨一休さん、激しくおすすめです。
生きることは食べること。今日もごちそうさまでした。
民宿と料理 嵯峨一休(ホットペッパーは>>>こちら)
京都市右京区嵯峨大覚寺門前六道町72
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