詩仙堂は個人的に紅葉スポットランキング上位に位置しています。市バスからも叡山電車からも結構な坂道を登ることになるので運動不足の自分には堪えますが、苦労しただけの景色が見られます。
構造上、建物内から見学して庭園に出るという順番になっていて、詩仙堂最大の見所である縁側からの眺めを最初の方に目にすることになります。
ため息がでるほどお庭がきれい。。
敷地は広くないので、見学時間は20分もあれば普通に回れると思いますが、縁側からの庭園の眺めが素晴らしく、自分も含め、つい長居してしまう方も多いです。ただ紅葉シーズンは大混雑しているので、なかなかまったりと過ごすことは難しいかもです。
敷き詰められた紅葉の絨毯に目を奪われました。
鹿おどしが特徴的で、カコーンと軽やかなものではなく、ボンッという重低音が境内に響き渡ります。
こんな小さなお地蔵様にもいちいち風情が感じられます。撮影の人だかりができるくらいです。
帰り道の長いストロークも映えスポットです。たくさん人が通るので、人が引くのをジッと待ちながら撮ります。
高台にあるせいか市街地より少し紅葉の見頃が早く、市街地の見頃に合わせて予定を組んでも、詩仙堂はもう紅葉のピークを過ぎていることが何度もありました。旅行者の私にとってそこが何とももどかしい。
違う年に訪問した際のピークを過ぎた画。
市街地はまだまだ見頃でカエデは残っているのにご覧のありよう。それでも何度でも来てしまう。だってお気に入りですから。
心の栄養ごちそうさまでした。
詩仙堂丈山寺
京都市左京区一乗寺門口町27番地
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